大人は刈った稲を運び、束ねていきます。
稲をクロスさせて4束ほど重ね、先ほど作った藁縄で縛ります。
これをポールに引っ掛けて干していきます。
子どもたちの稲刈りがあまりに速いので「誰か縛る方に回れる人いなーい?」「誰か運んでー」と大人の声が飛び交う田んぼ。 みんながみんな、ひたすらに動いています。
作業が進み、綺麗に並んだ大量の稲たちは壮観です。
稲は、水分量を15%以下にしないと、保存する際にカビが発生してしまいます。
この昔ながらの天日干し方法では、3〜4日間干す必要があるそうです。
加えて、稲を干すポールも昔は竹を組んで作っていたとか。
一方現在の稲刈りは、コンバインで刈り、そのまま脱穀。乾燥も機械で行っています。
技術の発展よ、ありがとう…!
最終的にはここまで地面が見えるほどに。
それでも、この人数でこれだけの時間をかけて刈ったお米は、一体どれぐらいのご飯になるのだろう、と考えると先人たちのご苦労に脱帽せざる終えません。
最後は自分たちで干した稲の前で。
稲ポーズ♪
このプログラムを通して作ったお米は、後日いただけるそうです。
それもすごく楽しみ。
3日間本当にお疲れ様でした!
作業が終わった後は、みんなで田んぼ近くの公園に遊びに行きました。
つくばには大きい公園が山ほどあって、ほんとうに、どこもかしこも公園。
しかも大きさは東京で言うところの、代々木公園や砧公園ぐらいの広さ。
広いから混んでいないし、芝が綺麗で、風が心地よくて、大きな池があったりして。
子どもは大はしゃぎで走り回り、大人にはゆったりした時間が流れます。
米作り体験をして疲れた体が、ふわふわ回復する感じ。
田んぼでの経験はもちろん、公園での時間も含めて、
豊かな体験となった”米作り体験”でした。